2018年2月23日金曜日

差動真空管アンプの完成

どうも。一応完成しました。
こんな感じで。後ろ汚いのは勘弁してください。
出力トランスのカバーいい感じですね。高そうな感じがかなり出せます。おすすめ。


何故か両チャンネルができたと思ったら何故か両チャンネルがぶっ壊れました。謎です。原因はおそらくカソードの定電流回路でした。簡易チェックでは何が死んだのかわかりませんでしたが…
トランジスタのB-EとB-Cとダイオードの電圧降下はちゃんとありましたしね。トランジスタがただのダイオード化したんでしょうか。hfe測ってみることにはします。
壊れたついでに回路も改良しました。というかアホな回路でしたね。電源余計に要りましたし。抵抗を使ったら定電流回路にはならないんじゃねとか思ったけれどCRDなら大丈夫ですね。

こうなりました。コレクタ電流で40mA、CRDで10mAで50mAの定電流回路としました。ツェナーダイオードに電流を流し続けることでノイズを軽減します。まあコンデンサも付けるべきではありますが。
セラコンでもつけておきます。

最初はハムノイズやよくわからないプチプチっていう音がしてましたがなんなんでしようかね。エージング(?)してたら消えましたが。


これが入力電圧500mV(約2W)の周波数特性です。ファンクション・ジェネレータを持っていないのでPCのソフトのWaveGeneを使って正弦波を出しました。
PCのオーディオ端子から出てくる出力が周波数によって変わったりするので毎回入力電圧をこまめにいじらないと駄目でした。ただ、デジタルオシロが電圧を出してくれるのはすごいありがたい。
グラフ的にはかなり良いと思います。最大値と最小値で1.2dBの差です。可聴域では十分な性能が出ています。5Hz~22.5kHzまで測定しました。これ以上は測定できず。いい機材欲しい。
まあ出力はででいるのですが周波数が下がると歪みは増えますね。


なんか出力電力をグラフにしてみたのですがこれで合ってるのでしょうか。

このアンプの最大出力は1kHzで6W程でした。8Wだとそれなりには歪みます。聞いてられるくらいの音質では出せますが(うるさい)。歪率計欲しいですね。
まあ回路規模がでかい割には出力は出ませんが実用では問題無いでしょう。クソデカホールで大音量出すとかじゃないですし部屋でフルスロットルなら音がでかすぎる。
まあ出力がでかい=良いアンプってわけじゃないので。出力出すなら半導体使ってる。


まあ案外出ないなっとは思いました。次はもっと小さい出力のアンプでも作ろうと思います。金かかんないし。

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